- テイルズウィーバーってなに?どんなゲームなの?
- 前にやったことあるけど、今どうなってるの?
- 必要なパソコンスペックってどのくらい?
こんにちは。セミクタです。
今年で21周年を迎えるTalesWeaver(テイルズウィーバー)(以下TW)。
セミクタも1番長くプレイしている思い出の深いゲームです。
本記事ではTWをレビューしていきます。
テイルズウィーバーってどんなゲームなの?
基本情報
基本情報は以下の通りです。
タイトル | Tales Weaver(テイルズウィーバー) |
運営会社 | NEXON |
料金形態 | アイテム課金制(プレイは基本無料) |
ジャンル | 共闘型ドラマチックMMORPG |
開始日時 | 2004年2月25日(今年で21周年) |
キャラクター作成 | 各キャラで固定(変更不可) 各キャラ専用のアバターや染色のみ変更可能 |
このゲームは装備やキャラクターを強くしてストーリーを楽しむゲーム
長期にわたり、装備やキャラクターを強くして、ストーリーを楽しむゲームです。
レベルのカンストは310レベルですが、慣れてる人やイベントのバフを使うと早くて1日で達成可能です。なので、レベルはほぼ飾りです。
このゲームはレベルよりも装備がとても重要になってきます。装備の素材は長期で毎日コツコツ貯めて作りますので、長く楽しむことができます。
ソロプレイが可能。
ソロプレイが可能です。
2016年にパーティーコンテンツもソロモードが実装され、ソロでもクリアが可能になりました。
高レベルコンテンツはパーティーを組んだ方が楽な場合が多いですが、ソロモードのおかげで、ソロでも十分討伐可能。
ギルド(TW内ではクラブ)で活発に活動されているところもありますので、探して一緒プレイするのもよいかもしれません。
放置要素は一部を除きほぼ無し
放置要素は一部を除き、ほぼありません。
モンスターカードというコンテンツで「成長期」というスキルがあります。
これは5分毎に1500~4500の経験値を取得することができますが、251レベルまでになります。
その他に放置されている方は露店を出すために放置するか、ログインイベントで放置している方や時間沸きを待っている方だと思います。
やりこみ要素は複数あり
やりこみ要素はいくつかあります。
- ルーン業績
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各種設定された目標を達成することでルーン経験値やルーンポイントなどを獲得できるシステムです。
ルーンはキャラクターを強化するために必要不可欠なコンテンツです。
ルーン業績にはキャラクターのレベルや場所の訪問、ある日にログインなど、やりこみ要素としては十分な量があります。
- エタの意思
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310レベルになり、条件を満たすとエタの意思というシステムが解放されます。
これはレベルが上がるにつれてステータス上限やダメージが上昇するシステムで、上げれば上げるほど強くなります。
しかし、1レベル上げるのにものすごい経験値を要求されるので、1レベル上げるのに数カ月は余裕でかかります。(309→310レベルに上がる経験値のなんと120倍以上)
- 高難易度コンテンツへの挑戦
-
高難易度コンテンツを挑戦するためには装備を強くしなればなりません。
本ゲームは装備のアップデートに必要な素材がとても入手が困難のため、何カ月~数年もの時間を要します。
そのため、高難易度コンテンツにたどり着くまでが1つのやりこみ要素となっているのが現状です。
パソコンの必要スペックはかなり低い
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
CPU | Pentium 4 2.0GHz以上 | Pentium 4 3.0GHz以上 |
メモリ | 1GB以上 | 4GB以上 |
VGA | DirectXと互換性のあるD3D対応グラフィックカード (VideoRam 64MB以上) | DirectXと互換性のあるD3D対応グラフィックカード (VideoRam 256MB以上) |
DirectX | DirectX 9.0以上 | DirectX 9.0以上 |
OS | Windows 10 Windows 11 | Windows 10 Windows 11 |
ハードディスク の容量 | 10GB以上 | 15GB以上 |
その他 | マウス必須 |
CPUはintel core i3とかryzen 5とかではないし、VGAって何?っていう方もいるかもしれません。
これらは20年くらい前のものであり、今、お持ちのパソコンであれば、動くことを言っています。(要はほぼ誰でもできます。)
スコアで少し示すと、
・CPUの場合:pentium4の3GHzは547、エントリー機種のCore i3 2.0GHzは1273
・GPUの場合:VideoRam 256MBは37、CPU内臓のインテルUHDグラフィックスですら1490
なので、Windows10もしくはwindows11のパソコンをお持ちであれば、誰でもプレイが可能です。


テイルズウィーバーの良い部分
次にテイルズウィーバーの良い部分を見ていきます。
グッドポイント1:魅力的なキャラクターと深いストーリー

ファンタジー小説「ルーンの子供たち」(著:ジョン・ミンヒ)を原作としたキャラクターとストーリーなので、とても面白いです。
各キャラクターの過去や他キャラとの繋がり、そして冒険は個人的に大変気に入っています。
グッドポイント2:無課金でも十分に楽しむことが可能
過去には月額2000円の時代もありましたが、2024年現在はプレイが無料で、無課金でも十分に楽しむことが可能です。
課金をすることで、装備や装備素材、アバター&染色、経験値稼ぎの短縮アイテムなどは可能ですが、無課金でも十分なことが多いです。
時々アニメコラボとかでボックスが販売されることがあるので、その時は自分の財布とご相談で課金してみても良いかもしれません。(期間限定で手に入る、高難易度コンテンツに通用する装備が手に入る可能性があります。)
グッドポイント3:音楽が大変良い
上記の動画は20周年を記念した曲です。
20年間以上も様々なMMORPGをプレイしてきましたが、やっぱりテイルズウィーバーの音楽は良いです。
同じクラブ(ギルド)の人もTWの音楽は良いと絶賛する声が非常に多いです。
昔はクライアントの内部に音楽データがmp3の形式で存在していたので、通勤、通学の時によく聞いていました。(今現在のクライアントにはそのままの形式では存在していません。)
特にナルビクの夜の音楽は大変癒される音楽で大変、気に入っています。
テイルズウィーバーのバッドポイント
次にバッドポイントを見ていきます。
バッドポイント1:高難易度コンテンツの敷居が高すぎる
2025年初頭のエンドコンテンツは、「喪失の島」を舞台に展開されます。ただし、この島に到達するためには、装備やテシスコア、神鳥の聖物といった要素を強化する必要があります。
これらの強化には膨大な時間と労力が求められる上、強化に必要な素材は多くの場合、デイリーやウィークリーのコンテンツでしか入手できず、制限が設けられています。すぐにエンドコンテンツへ挑むのは難しいと言えます。
しかし、新規で無課金プレイを始める場合、エンドコンテンツに到達するまでに数年単位の時間がかかることもあります。
とはいえ、エンドコンテンツを目標に、長期でゲームを楽しむことができるとも捉えられます。
バッドポイント2:装備の強化に膨大な時間を要する
MMORPGなので膨大な時間がかかるのは仕方がないことですが、部位1つの装備を作るのに、数カ月はかかる場合があります。
全部位をランクアップしようとするだけで年単位でかかることもあります。
ある程度の装備までなら、ネクソンポイント(要は課金)で購入可能なので、もし時間がかかるのが嫌な方は買ってしまうのも手です。
逆にこういうコツコツと長期で育てていくことが好きな方には良い点にもなりえます。
バッドポイント3:同じことの繰り返しで単調になりやすい
デイリーやウィークリーなど、回数制限が設けられているコンテンツが多いため、それらを消化するだけで数時間かかり、毎回同じことの繰り返しっていうことも多くはありません。
サービス終了とか大丈夫?
過去に何度もサービス終了するんでは?という話は上がってきましたが今のところ大丈夫だと感じています。
以下IRの観点や接続人数で確認していきます。
IR情報から分析
ネクソンのIR情報では過去数年で売上の上位にテイルズウィーバーは存在していないので、どの程度の売り上げなのかが不明です。数年前にモバイルゲームのTalesWeaver second runのサービス前後ではよく見ていましたが、サービス終了した今は、ほとんど表には出てきていないので、心配なところです。
2024年には20周年や、「ダンジョン飯」と「テイルズ オブ ヴェスペリア」コラボがありましたが、箱の開封数もかなりの数を開けているのが伺えます。そこそこ売り上げているのは見て取れますが、IR情報で上位に来ていないことは少し気がかりな部分で心配要因です。
プレイ人数で分析
現在、サーバーは3つ(ローゼンバーグ、エルフィンタ、モエン)しかありませんが、1番人数が多いといわれているエルフィンタのサーバーで確認していきます。
1番露店が多いナルビクフリマですが、ゴールデンタイムでは概ね主要な部分は埋まっています。
また、夜のゴールデンタイムの時間沸きボスでも、百人程度の人数は確認できますので、そこそこ人数はいるようにもみえます。
そのため、人気MMORPGに比べればだいぶ少ないですが、プレイしている方はまだまだいらっしゃると考えられます。
オススメする方は?
「Tales Weaver」は以下のような方がおススメです。
- キャラクターやストーリーや音楽に惹かれる人
-
キャラクターは染色やアバターのみの変更なので、キャラクターやストーリーに魅力を感じる方には向いています。
また、音楽も大変良いので、聞いてみて、とても気に入るようであれば大変おすすめです。
- 長期的に自分のペースでプレイしたい方
-
課金箱や限定染色剤やアバターなど、課金要素はたくさんありますが、必須ではありません。そのため、無課金で楽しみたい方にはお勧めです。
また、装備を作成するには大変長い年月がかかります。そのため、長期的に自分のペースで強くしていきたい方にはお勧めです。
- 上から視点(俯瞰視点)のゲームに抵抗が無い方
-
一昔前に流行っていた上から視点のゲームは最近では好まれない傾向にあるようです。そのため、このようなゲームに抵抗が無いかたにはオススメです。
始めるための情報
サーバーはエルフィンタサーバーがオススメ
エルフィンタ鯖:1番人口が多く、活発
ローゼンバーグ鯖:2番目に人口が多く、平日の昼間は露店少なめ
モエン鯖:NexonPointを使ったオープンマーケットの使用不可。1番人口が少なく露店も少ない。(過疎鯖)
オススメキャラクターはティチエルかイソレット
オススメのキャラクターはティチエルかイソレットになります。
以前までよくティチエルウィーバーともいわれるほどティチエルは優遇されてきたのですが、バフスクロールもなくなり、バリア効果が弱体化して、ダメージ50%減→10%減になってしまい、ほかのキャラクターでもそのくらいであれば軽減できますし、場合によってはダメージをMPやSP変換ができるので、どのキャラクターでも防御面は同じくらいになりました。しかし、一方でやはりHP回復の面ではティチエルかイソレットは自己回復がある分、簡単ですし、ポーション台も節約できるので、これら2キャラがオススメです。
なお、ティチエルは戦杖、イソレットは物理双剣だと価格も安価なので、育てやすいしょう。(筆者自身もメインキャラは戦杖のティチエルです。)
直近のアップデート状況
TalesWeaverは1年に概ね1~2回の大型アップデートがある印象です。(数年前に比べると少なくなった印象)
Tales Weaverの公式ホームページのアップデートヒストリーでも詳細が確認できるので是非チェックしてみてください。
2025年は韓国情報では、エクリプスのエンドコンテンツの更新や、ダメージ計算式の変更が予定されています。
2024年では以下のアップデートが行われました。
ルコビナの実装
喪失の島に行くまでの道のりが長いためなのか、その間のコンテンツとしてルコビナが実装されました。
5次覚醒素材や装備の強化剤やエタの強化剤、共通スキルなどが手に入るコンテンツなので、素材が手に入る機会が増えるのはうれしいですね。
「フェアリーピタ」装備も実装しており、以前の「デモニック」と同様に火力に重点を置いた装備で防御力が無いため、MR系装備なら良いですが、それ以外の武器/防具は使い道なさそう?
最大値もアクィルス以上、アビス以下なので、アクィルスで強化済みの方はあまり手を出さなくても良い印象。
見た目は良いのでアバターとしてはいいかも?
まとめ
本記事では今年で21周年を迎える長寿のMMORPG「Tales Weaver」(テイルズウィーバー)について解説してきました。
まとめは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
どんなゲーム | 長期にわたり、装備を強くして、ストーリーを楽しむゲーム |
ソロプレイは可能? | パーティの方が楽だが、ソロは十分可能 |
やりこみ要素は? | 複数存在(エタの意思、業績、装備強化) |
グッドポイント | ・魅力的なキャラクターや深いストーリー ・無課金でも十分楽しめる ・音楽が良い |
バッドポイント | ・高難易度コンテンツの敷居が高い ・装備強化に時間がかかる ・単調になりやすい |
サービス終了大丈夫? | 心配はあるが、まだ続きそう |
お勧めする人は? | ・キャラクターやストーリーや音楽に惹かれる人 ・無課金で長期的に自分のペースでプレイしたい方 |
是非みなさんもTalesWeaverを一度体験してみてください!