- ゲーミングPCに予算はいくら必要なの?
- どのくらいの予算でどのようなゲームができるの?
ゲーミングPCを購入したいけど、どのくらいの予算でどのようなゲームができるか悩んでいませんか?
この記事ではゲーミングPC に必要な予算と予算別のPCの解説をします。この記事を読むことで自分自身によってどのようなゲーミングPCを購入すればよいのかの方針がわかります。
1. ゲーミングPCに必要な最低予算とは?
ゲーミングPCを購入する際、多くの人が最初に気にするのが「最低でもいくら必要か?」という点です。
一般的に、ライトなゲームをプレイするだけなら、5万円前後のPCでも対応可能です。
しかし、人気のあるゲームや重めのグラフィックを処理するためには、10万円以上の予算が理想的です。
つまり、ゲームの種類や目的に応じて、必要な予算が変わってきます。
まずは自分がどのレベルのゲーミング体験を求めるのかを明確にし、その上で予算を考えることが重要です。
2. 予算別おすすめゲーミングPCの特徴
価格帯 | 特徴 | 主なゲーム | ||
---|---|---|---|---|
5万円以下 | ブラウザゲームなら可能 | DMM games、グランブルーファンタジーなどのブラウザゲーム | ||
5~10万円 | 2DゲームがフルHDで遊べる | MapleStory、リーグ・オブ・レジェンドなどの軽いゲーム | ||
10~15万円 | 3DゲームがフルHDで遊べる | Apex Legends、黒い砂漠(中~高画質)、FF14(高画質)など | ||
15~20万円 | 3DゲームがフルHD+最高品質設定で遊べる | 黒い砂漠(リマスター)、FF14(最高品質)など | ||
20万円以上 | 3Dゲームが4K+最高品質設定で遊べる | 全てのゲームで144fps以上を狙える |
ゲーミングPCは、予算によって性能が大きく異なります。
例えば、5万円以下のモデルはブラウザゲームのような軽いゲーム向けであり、5~10万円のモデルになると2Dゲームであれば、フルHDでの快適なプレイが可能になります。
10~15万円のモデルでは3Dゲームを中画質もしくは高画質で30fpsや60fpsで稼働させるさせることができ、15~20万円のモデルになると60fpsで各ゲームの最高画質を30fpsもしくは60fps以上を安定して動作させることが可能です。
最上級の20万円以上のモデルでは、4Kや高リフレッシュレートの環境でもスムーズに動作します。
つまり、予算によって得られるゲーム体験が大きく変わるため、どのレベルの快適さを求めるかでPCを選ぶことがポイントです。
3. 5万円以下:入門向けゲーミングPCの選び方
- ブラウザゲームだけを楽しみたい方
- 2Dゲームをとりあえずプレイできればいい方
- ゲーム放置用のパソコンが欲しい方
この価格帯はゲーミングPCと言えない一般用のPCですが、「とりあえずゲームがプレイできればいい」という方向けには、5万円以下のPCがおすすめです。
この価格帯のPCは軽いブラウザゲームや2Dゲームの最低画質などなら対応可能であり、基本的なゲーム体験を提供します。
しかし、FF14、PSO2FGS、原神、スターレイルといった3Dゲームの高負荷なタイトルには向いていないため、そこを理解して選ぶことが大切です。
その他の用途として、低消費電力ということを活かし、ゲームを放置するため専用のパソコンとして選んでも良いかもしれません。
例えば、黒い砂漠の馬走行や釣り放置やTalesWeaverの露店放置やmabinogiの釣り放置などです。
私自身、TalesWeaverで露店放置する際はサブPCで放置していることが多々ありますし、黒い砂漠の馬のレベル上げとかもサブPCで放置することがあります。
4. 5万〜10万円:コスパ重視のエントリーモデル
- 2Dゲームをスムーズのプレイしたい方
- コストを下げつつ、3Dゲームを最低画質でもよいからプレイしたい方
「手頃な価格で快適にゲームを楽しみたい」という方には、5万〜10万円の予算がおすすめです。
この価格帯のPCは、一般的なオンラインゲームや低程度のグラフィック設定でのプレイが可能です。
特に、最低もしくは中画質でも良いので、フルHD解像度でのゲームプレイを求める場合、ここが最低ラインです。
コスパを重視しながらも、しっかりとしたゲーミング体験が得られるので、予算に限りがあるけれどゲームを楽しみたい人にピッタリです。
5. 10万〜15万円:ミドルレンジのゲーミングPC
- 3DゲームをフルHDで中~高画質でプレイしたい方
「高品質なグラフィックでゲームを楽しみたいけれど、予算を抑えたい」という場合、10万〜15万円のゲーミングPCが最適です。
このクラスのPCでは、フルHDで高フレームレートを維持しながらプレイできるため、多くの人気タイトルで快適なゲーム体験が得られます。
高スペックなゲームを楽しみたいなら、ここを目安に選ぶと、後悔しない投資となるでしょう。
6. 15万〜20万円:上級者向けのハイパフォーマンスPC
- 3DゲームをフルHD解像度で高画質かつ高フレームレートでプレイしたい方
「最新のゲームを高画質でプレイしたい」という上級者には、15万〜20万円のハイパフォーマンスPCをおすすめします。
この価格帯になると、ほとんどのタイトルで高画質設定や高フレームレートを維持しながらプレイできるスペックが揃っています。
また、長期間の使用を見据えた場合、アップグレードの必要も少なくなるため、長期的なコストパフォーマンスも高いです。
筆者もこの価格帯を1番好んでおり、自作PCをするならこの価格帯で買っておくとカスタマイズでパーツをちょこちょこ買うだけになるので、非常にオススメです。
7. 20万円以上:マニア向けPC
- 4K以上で高画質、高フレームレートで遊びたい方
- 動画編集や配信なども高画質かつ、高速で行いたい方
「最高のゲーミング体験を求めるなら、妥協したくない」という方には、20万円以上のマニア向けPCを選びましょう。
4Kや高リフレッシュレートモニターを活用したゲームプレイは、このクラスのPCであれば可能です。また、ゲームからは少し外れますが、動画編集やゲーム配信など、ゲーミング以外の用途にも活用できる高いパフォーマンスを発揮します。
動画編集であれば、編集のカクツキなども無く、出力も高速になります。高性能なCPUや大容量のメモリーにより、ゲーム配信とかもスムーズに動作させることが可能です。
最先端の技術を使いたい方や、未来のゲームにも対応したい場合、これ以上ない選択肢です。
8. ※【番外】一部のパーツのみを購入
予算に限りがある場合でも、既に持っているデスクトップがあり、アップグレードしたいという目的であれば、PCのパーツを買って、既存のデスクトップを活かす方法も存在します。
例えば、ゲーミング性能上げたいときにはGPUをアップグレードしたり、メモリやストレージが必要な場合には追加することもできます。
9. まとめ:あなたの予算に最適なゲーミングPCを見つけるために
ゲーミングPCは、予算に応じて得られる体験が大きく異なります。
自分のプレイしたいゲームや使用環境に合わせて、最適なPCを選ぶことがとても重要です。
今回紹介した予算別のポイントを参考に、ぜひ自分に合ったゲーミングPCを見つけてください。
どの価格帯であっても、満足のいくゲーミング体験を得られるPCは必ず存在します。