- CPUって何?
- ゲームにCPUってどのように使われているの?高性能である必要ある?
- CPUの種類と選び方は?
こんにちは!パソコン歴20年以上のセミクタです。
コンピューターを使っているとき、CPUという言葉を聞いたことがありませんでしょうか?
CPUはコンピュータの中心的なパーツであり、その性能がパソコン全体のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
CPUを理解することで、パソコン購入時に過剰なスペックを選ぶことなく、無駄な支出を避けることができます。本記事を通じて、CPUの重要性をしっかりと理解していただければと思います。
本記事では、CPUとは何か、ゲームに最適なCPUは何か、そしてCPUの種類と選び方について詳しく解説します。

- PCゲーマー歴20年以上で主にMMORPGのジャンルに精通
- パソコンの合計所有数は10台以上
- 自作パソコンも複数組み立て経験
CPU(Central Processing Unit(中央処理装置))とは?

CPUはパソコンの中心部で、人でいうと脳のようなもの
パソコンを使うときに、私たちがやりたいことを指示すると、パソコンはその指示を実行します。しかし、パソコンは自分で考えたり判断したりすることができないので、指示されたことを順番に実行することで、私たちが欲しい結果を出してくれます。
その指示を実行するのが、CPUというパーツです。CPUは、パソコンの中心部にあって、指示を実行することで、私たちがやりたいことを実現するための計算や処理を行います。まさに、CPUはパソコンの頭脳で、人でいうと脳のようなものです。CPUがなければ、コンピューターは私たちの指示を実行することができなくなってしまいます。
たとえば、私たちがゲームをプレイするときには、CPUがゲームの処理を行い、画面に表示されるキャラクターや動きを制御してくれます。また、私たちが文章を書くときには、CPUが文字の表示や保存を行ってくれます。
CPUは、コンピューターにおいて非常に重要な役割を担っているパーツになります。
コアとは?ー命令を処理する部分
CPUは、コンピュータ内でプログラムを実行するための中心的な部品です。CPUは多くの小さなパーツで構成されており、その中でも特に重要なのが「コア」と呼ばれる部分です。
コアは、CPU内部で実際に命令を処理する部分であり、それぞれが独立して動作します。1つのCPUには、1つ以上のコアがあります。コアが多いCPUは、同時に複数のタスクを処理することができるため、高速な処理が可能です。
例えば、1つのコアしか持たないCPUは、1つのタスクを処理することしかできません。しかし、2つのコアを持つCPUなら、同時に2つのタスクを処理できます。さらに、4つのコアを持つCPUなら、同時に4つのタスクを処理できます。
つまり、コアが多いCPUほど、複数のタスクを同時に処理できるため、より高速な処理が可能になります。ただし、コアが多いCPUは、コストも高くなるため、必要な性能に合わせて選択する必要があります。
スレッドとは?ー簡単に言えば同時に処理できる単位
CPU(Central Processing Unit)は、コンピュータの中心的な部品で、計算や処理を行う役割を担っています。CPUには複数のスレッドと呼ばれる処理単位があります。スレッドは、CPUが同時に処理できるタスクの数を決定する重要な要素の一つです。
コアとは、CPU内部にある個々のプロセッサのことです。一般的に、コアの数が多いほど、CPUはより高速に動作することができます。コアが増えることで、同時に複数のタスクを処理できるようになります。
一方、スレッドは、コア内部で処理を行うための単位です。コアは、複数のスレッドを同時に処理することができます。スレッド数が多いほど、CPUはより多くのタスクを同時に処理できます。スレッド数が多いことで、マルチタスキングがスムーズに行えるようになります。
例えば、あるCPUが2つのコアと4つのスレッドを持っている場合、このCPUは最大2つのタスクを同時に処理できます。しかし、それぞれのコアは最大2つのスレッドを同時に処理できるため、合計で最大4つのタスクを同時に処理できます。
簡単にまとめると、コアはCPUのプロセッサで、スレッドは処理単位です。コアの数が多いほど、CPUはより高速に動作し、スレッド数が多いほど、CPUはより多くのタスクを同時に処理できます。
ゲームに高性能なCPUは必要?
CPUはゲームで様々な計算をしている
ゲームのプレイ中に、攻撃した瞬間に一瞬フリーズしたり、MMORPGなどで多くのプレイヤーが集まる場所でフリーズすることはありませんか?これらの処理の一部は、CPUが担当しています。
例えば、攻撃が当たったときにエフェクトを表示したり、ダメージを計算したり、HPやMPの管理をしたり、敵の攻撃や行動を処理したりと、ゲーム内で行われる様々な処理をCPUが担当します。特にオンラインゲームでは、サーバーからのデータを処理するため、CPUの性能が求められる場面が多いです。
そのため、CPUの性能が低いと、攻撃時に遅延が発生したり、多くのプレイヤーがいる場所でフレームレートが低下することがあります。快適にゲームをプレイするためには、十分な処理能力を持つCPUが必要です。
そこそこの性能のCPUは必要だが最上位CPUまでいらない
はたして、どの程度の性能があればCPUの性能は十分と言えるのでしょうか?答えは、ミドルレベル~ハイレベル程度で十分です。例えば、インテル社が提供するCPUにはCore i3、Core i5、Core i7、Core i9などがあり、数字が上がるごとに性能が高くなります。この例で言えば、Core i5またはCore i7のCPUで十分に対応できます。
先ほどの説明では、ゲームの処理においてCPUが重要に思えるかもしれませんが、実際にゲームをプレイする上で最も重要なパーツはGPUです。CPUはダメージ計算やエフェクトの処理、NPCや敵の行動管理など、ゲーム内の多くの処理を担当しています。しかし、ゲームプレイにおいては、CPUの性能がハイレベル程度に達すれば、それ以上の性能はほとんど必要ありません。それよりも、グラフィックス(映像処理)を担当するGPUの性能がゲームのパフォーマンスに大きく影響します。
特に、高解像度(WQHDもしくは2K, 4Kなど)や高フレームレート(120FPSや144FPS以上)でのプレイには、高性能なGPUが求められます。

CPUの種類
CPUには、インテル(Intel)やAMD(Advanced Micro Devices)の2つのメーカーが製造しているCPUがあります。
インテル(Intel)のCPU
インテルのCPUはシングルコア・シングルスレッド性能に強みがあり、高速な処理を求められるゲームやタスクに適しています。
インテルのCPUには、Core i3、Core i5、Core i7、Core i9などのシリーズがあり、それぞれに性能の違いがあります。Core i3は低価格でありながら十分な性能を持ち、Core i9は高性能なマルチタスクに向いたCPUです。
例えば、「Intel Core i5-13400F 2.5GHz 10C/16TH」というCPUの場合、以下のようになります。
名称 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
Intel | メーカー名 | 「Intel」というメーカー名 |
Core i5 | モデル名 | 「Core i5」というモデル。「i5」の部分はi3, i5, i7, i9の種類があり、 番号が大きくなるに連れ高性能になる |
13400F | プロセッサ名 | 一般的には世代(13の部分)と 性能を示す番号(400)を表すものである 最後の「F」はCPUのタイプ |
2.5GHz | 動作周波数 | CPUの処理速度のこと |
10C | コア数 | データを処理する小さなチップ数 (多いとたくさん計算できる) |
16TH | スレッド数 | コア内の作業場所の数 (多いと同時にデータ処理できる) |
AMD(Advanced Micro Devices)のCPU
AMDのCPUはマルチコア・マルチスレッド性能に優れ、コア数の多さを活かした並列処理を得意としています。
AMDのCPUには、Ryzen 3、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9などのシリーズがあり、それぞれに性能の違いがあります。Ryzen 3は低価格でありながら十分な性能を持ち、Ryzen 9は高性能なマルチタスクに向いたCPUです。
例えば、「AMD Ryzen7-5700G 3.8GHz 8C/16TH」というCPUの場合、以下のようになります。
名称 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
AMD | メーカー名 | 「AMD」というメーカー名 |
Ryzen7 | モデル名 | 「Ryzen7」というモデル。「7」の部分は3, 5, 7, 9の種類があり、 番号が大きくなるに連れ高性能になる |
5700G | プロセッサ名 | 一般的には世代(5の部分)と 性能を示す番号(700)を表すものである 最後の「G」はCPUのタイプ |
2.5GHz | 動作周波数 | CPUの処理速度のこと |
8C | コア数 | データを処理する小さなチップ数 (多いとたくさん計算できる) |
16TH | スレッド数 | コア内の作業場所の数 (多いと同時にデータ処理できる) |
最適なCPUの選び方

CPUの選び方は、主に予算やプレイしたいゲームの種類、加えて実行したい作業内容に依存します。例えば、ゲームのプレイだけが目的の場合と、ゲームに加えて動画編集や配信も行いたい場合では、必要なCPUの性能が大きく変わります。
ゲームだけの場合:Intel Core i5, i7 / AMD Ryzen 5, 7がオススメ
ゲームをプレイすることだけを目的にするなら、最上級モデルのCPUは基本的に必要ありません。多くのゲームはシングルスレッド性能(1つの処理を高速に行う能力)が重要ですが、インテルやAMDの中堅モデルでも十分なパフォーマンスを発揮します。
Intel Core i5やCore i7、AMD Ryzen 5やRyzen 7は、ほとんどのゲームで安定したフレームレートを維持できます。これらのCPUは、ゲームだけでなく、日常的な作業や軽めのマルチタスクにも対応可能です。特にCore i7やRyzen 7は、より高いクロック速度とより多くのコアを持っているため、高いパフォーマンスを発揮します。
ゲームに加え、動画編集や配信を行う場合は、最上位モデルも視野に入れるべき
ゲームに加えて動画編集やライブ配信などを行う場合、より高いパフォーマンスを求められます。ゲームプレイに必要なCPU性能に加えて、動画編集ソフトの動作やエンコード作業においてはCPUに大きな負担がかかるため、より多くのコア数とスレッドを持つ最上位モデルが役立ちます。
- 動画編集やエンコードは、処理が重く、並列処理を得意とするCPUに依存するため、例えばAMD Ryzen 9やIntel Core i9のような、コア数が多く、高いマルチスレッド性能を持つCPUが非常に有利です。これにより、動画編集やエンコード作業の時間を大幅に短縮できます。特に4K映像編集や複数の動画を同時にエンコードする場合は、高性能なCPUが求められます。
- 配信に関しても、CPUは重要な要素です。配信中にゲームをプレイしながら同時に映像エンコードや配信ソフトを動かす場合、Core i9やRyzen 9のような高性能CPUは、安定した配信品質を保つために必要です。これらのCPUは、ゲームのパフォーマンスを犠牲にすることなく、バックグラウンドで配信を快適に行うことができます。
このように、ゲームだけをプレイする場合は中堅のCPUで十分ですが、動画編集やライブ配信を行いたい場合は、最上位モデルを選ぶことで、作業効率が格段に向上します。
まとめ
CPUについて、CPUとは何か、そしてCPUの種類や選び方も解説しました。
CPUはコンピューターにおいて、プログラムの実行や演算処理、データの取り扱いなど、重要な役割を担っています。
インテルやAMDなどのメーカーが製造しており、それぞれにクロック数やコア数、スレッド数などの仕様が異なります。
CPUを選ぶ際には、自分がどのような用途で使うのかによって、必要な性能が変わってきます。また、マザーボードとの互換性も確認する必要のでセットで選ぶことをお勧めします。
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